東京入管に並ぶ必要なし？外国人が自分でネット申請する方法【ビザ在留資格】

入管に行かなくても、外国人社員の就労ビザ更新・変更手続などをインターネットで申請可能な「在留申請オンラインシステム」が2022年3月16日から大幅にリニューアルされ、在留資格を持つ外国人本人によるオンライン申請が可能になるなど、利便性が向上しました。

マイナンバーカードを活用、行政書士への代行依頼も便利に

従来の「在留申請オンラインシステム」を利用するには、外国人が勤務する会社などに申請を依頼する必要がありました。

今後は、外国人本人がマイナンバーカードを使用して、職場や自宅などでオンライン申請できるようになりました。

また、マイナンバーカードや必要な設備がないなど、自分で申請するのが難しい場合は、行政書士にオンライン申請を代行依頼できるシステムがさらに便利になりました。

国際結婚ビザ、定住者申請もオンライン化

従来の「在留申請オンラインシステム」では、「技術・人文知識・国際業務」など就労系の在留資格が主な対象となっていました。

今回、日本人と結婚した外国人の在留資格「日本人の配偶者等」や「永住者の配偶者等」「定住者」もオンライン申請の対象に追加されました。

外国人本人のほか、配偶者、子、父母など親族もインターネットで申請できます。

外国人本人がネット申請するのに必要なもの一覧

外国人本人が「在留申請オンラインシステム」を利用するのに必要なものは以下の通りです。

①マイナンバーカード

②在留カード

③パソコン（×スマホ）

④ＩＣカードリ－ダライタ

⑤ＪＰＫＩクライアントソフト

以上の必要なものが揃いましたら、「在留申請オンラインシステム」にアクセスし、利用者情報登録を行ってください。

※参照：出入国在留管理庁ウェブサイト

https://www.moj.go.jp/isa/applications/guide/onlineshinsei.html