平成28年 在留外国人数238万人、前年比6.7%増加

平成28年(2016年)末現在の中長期在留者数(204万3,872人)と特別永住者数(33万8,950人)を合わせた在留外国人数は238万2,822人となり、27年末現在と比べ15万633人(6.7%)増加している。本統計は、法務省入国管理局がこのほど発刊した平成29年版「出入国管理」(白書)によるもの。

中国人が約70万人、全体の約3割

平成28年末現在における在留外国人数について国籍・地域別に見ると、中国が69万5,522人で全体の29.2%を占めた。以下、韓国45万3,096人(19.0%)、フィリピン24万3,662人(10.2%)、ベトナム19万9,990人(8.4%)、ブラジル18万923人(7.6%)の順となっている。

ベトナム人が前年比36%の大幅増

年別の在留外国人数の推移を見ると、中国は増加傾向にあり、平成28年末は27年末と比べ2万9,675人(4.5%)の増加となった。また,韓国は減少傾向にあり、平成28年末は27年末と比べ4,676人(1.0%)の減少となった。このほか、フィリピンは、平成28年末は27年末と比べ1万4,067人(6.1%)の増加、ベトナムは22年末以降増加傾向が続いており、28年末は27年末と比べ5万3,034人(36.1%)増と大幅に増加している。また、ブラジルは平成19年末にピークとなって以来減少傾向が続いていたが、28年末は27年末と比べ7,486人(4.3%)増加している。

以上

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